新機能の概要
Minitab 20 から、デスクトップアプリだけでなくWebアプリも加わり、
どこからでも分析可能になったことで、共同作業と生産性向上に貢献します。
これまで通り、信頼されているビジネス分析・予測分析を提供するだけでなく、
機械学習機能を強化し、新しい可視化と組み合わせることで、これまで以上に迅速かつ簡単な、
データに基づいた意思決定を可能にします。
ぜひ詳細をご覧ください。
News
新機能の詳細

ナビゲーター上での複数選択
ユーザーから多く希望があった機能が追加されました。出力を複数選択して、削除や他アプリケーションへの送信を簡単に行えます。

CARTのモデル選択機能の改善
CART機能から最適木ダイアグラムの結果を表示し、代替木を選択するときに、決定木、プロット、ノードの詳細を一度に確認できるようになりました。このアップデートにより、代替モデル選択がより簡単になります。

モデル検証機能の追加
ロジスティクス回帰モデルとポアソン回帰にモデル検証機能を追加しました。
モデル検証はテストデータセットに対してモデルの当てはまり具合を検証することができます。従来、「回帰モデルの当てはめ」のみの機能だった「K分割交差検証」が、2値の回帰モデルでも使用することができます。

変動図の複数設定が可能
Minitab 19.2で導入された変動図に2つの改善が追加されました。
1. 応答を複数設定可能
2. それぞれのグラフに対してブラシ機能が使用可能
ワンクリックで複数の変動チャートを簡単に作成できるようになりました。個々の観測値をブラッシングできる機能がついているため、データの探索が簡単になります。


クラウド対応
従来のダウンロード型に加え、Webアプリから利用可能になりました。
(現在は英語とスペイン語のみの提供)
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あらゆる端末からアクセス
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ワンクリックでプロジェクトを共有
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ローカルドライブだけでなく他ドライブ上でデータ保存可能
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Google Drive
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Microsoft One Drive
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新グラフ:平行座標プロットの追加
複数の変数間をグループごとに比較・可視化できるグラフ「平行座標プロット」が追加されました。
左の例は、ある薬品が様々な細菌に及ぼす影響を可視化するグラフになります。 複数の因子が結果にどのような影響を与えているかを比較・可視化する際に役立つグラフです。

新グラフ:ビン分割散布図の追加
データセットに複数の観測値がある場合に、2つの連続変数の関係を可視化するグラフ「ビン分割散布図」が追加されました。
従来の散布図であれば2変数のみの視覚でしたが、3つ目の指標を追加することができます。右の例では、ある宝石のカラット、カラー、価格を可視化したもので、X軸にカラット、Y軸に価格、色にカラーを指定して視覚化しています。

新グラフ:ヒートマップの追加
1つ以上のカテゴリ変数と統計量(平均や和など)の関係を可視化することができるグラフ「ヒートマップ」が追加されました。
従来、カテゴリ変数と統計量は表として数値結果を表すのみでしたが、ヒートマップを使うことで視覚的にばらつきや集中を確認することができます。
右の例は、ウィルスが4つの異なる地域の集団全体にどのように広がったかを可視化したものです。
プラットフォームの拡張
インターフェースの改良
統計的手法 機能の改善
新しい可視化


レポート機能の追加
レポートを使うことで、画像の貼り付けだけでなく、コメント・表などの追加が可能になります。作成したレポートは外部ソフト(パワーポイントやワードなど)に出力可能です。